フィンペシアで気をつけるべき注意点

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フィンペシアの服用に関する注意

服用禁忌および服用に注意が必要な方

女性はフィナステリドの効果が認められていないので、フィンペシアを利用できません。特に妊婦もしくは妊娠している可能性がある方は、お腹の赤ちゃんの生殖器に異常が発生する危険性があるため、服用禁忌とされています。フィンペシアの主成分フィナステリドは経皮摂取されるため、女性は錠剤に触ることも禁忌ですのでご注意ください。
フィンペシアならびにフィナステリド製剤に対してアレルギー反応を起こしたことがある方に関しても、服用禁忌となります。

フィナステリドは肝臓で代謝されるため、肝臓の機能が低下している方に対する安全性が保証されていません。肝機能障害のある方は、服用する前に医師に相談をしましょう。

服用にあたっての注意点

フィンペシアの錠剤を割ったり粉砕したりしないでください。もし錠剤が砕けてしまった場合、妊婦や妊娠している可能性がある女性は錠剤に触れないようにしてください。フィンペシアの表面はコーティングが施されているため、通常は錠剤に触れることはありません。
フィンペシアを保管する際には直射日光を避け、お子様の手の届かない場所に置くようにしてください。

フィンペシアの主成分フィナステリドは、前立腺がんの検査で測定されるPSA値を半減させることが分かっています。前立腺がんの検査を受ける際には、あらかじめフィンペシアを飲んでいることを医師に伝えてください。
フィンペシアを服用している患者は、献血を行うことができません。献血の際には、直近1ヶ月以内にフィンペシアやプロペシアといったフィナステリド製剤の仕様の有無が聞かれます。

参考:プロペシア錠0.2mg/ プロペシア錠1mg添付文書

フィンペシアの飲み合わせに関して

アルコールとの飲み合わせに注意

フィンペシアとお酒の併用に注意

フィンペシアの飲み合わせに関してですが、現状はフィンペシアと併用することで問題が発生する薬剤は報告されておりません。

薬剤よりも注意すべき飲み合わせとして、アルコールがあります。 これはフィンペシアに限ったお話ではありませんが、アルコールには薬剤の作用を強めてしまう事(相互作用)があります。
また、フィンペシアは肝臓に影響するお薬ですので、飲酒などで肝臓の調子が悪い方は肝機能障害のリスクが高まります。
肝臓は別名『沈黙の臓器』とも呼ばれ、何らかの疾患が発症しても自覚症状が出にくい臓器です。
気がついてみたら症状がかなり進行していた、という事も起こりうるので、お酒を飲んでいる方は特に注意が必要です。

フィンペシアを服用する際には、お酒と一緒に服用しないように注意しましょう。お酒を多めに飲む方は、AGA治療の一環と思ってお酒の量を減らす事をお勧めします。
また、健康診断でALTやASTといった肝機能の値が基準値を上回っているような方は、フィンペシアを服用する前に医師に相談して血液検査を受けるなどの対策をしておきましょう。

フィンペシアの肝機能障害について

肝機能障害になると、以下の様な症状が起こります。

  • 尿の色が濃くなる、または茶色がかってくる
  • 体がだるくて何もする気になれない
  • 微熱が慢性的にだらだらと続く
  • 吐き気や食欲不振といった胃腸障害が出る

肝機能障害が重度になると、白目の部分が黄色がかってくる「黄疸」と呼ばれる症状が出ます。
黄疸となると早急な治療が必要となりますので、普段から肝機能が低下している方は特に注意が必要です。

肝臓に関しては、血液検査を受けることで状態を把握することができます。
ALT(GPT)、AST(GOT)、γ-GTPといった値は肝臓内で作られる酵素の量を示していますが、この値が基準値を上回ると肝臓に何らかの障害があるという事になります。肝臓の細胞が何らかの障害で破壊されると、これらの酵素が血液内に流れだして基準値を上回るのです。

もし服用することで肝機能障害が起こる可能性が高い場合は、他の育毛剤やサプリメント等に切り替える必要があります。
せっかくAGA治療を行ったのに、副作用によって肝機能障害を患ってしまったら元も子もありません。
ですので、普段からお酒を飲んでいる方はフィンペシアを服用する前に、肝機能の状態を把握しておきましょう。

フィンペシアの服用中止に関して

服用をやめたら抜け毛になる?

フィンペシアの服用を中止すると

フィンペシアの服用をやめると、治療効果はなくなります。
服用を中止すると、抜け毛の原因となるジヒドロテストステロンが再び産生される事になります。
フィンペシアはあくまで一時的に、ジヒドロテストステロンを産生する5-α還元酵素の働きを抑制して抜け毛を防ぐお薬です。フィンペシアの服用によって毛髪のボリュームが増えても、服用をやめると1年後には元の毛髪数に戻ることが分かっています。

参考:どう答える?患者さんの疑問 第2回|5α還元酵素阻害薬 プロペシア®|MSD

ただし、初期脱毛の期間に『抜け毛がひどい』等の理由で止めた場合は、初期脱毛がなくなって抜け毛は減ります。
フィンペシアを服用しても効果が見られず、抜け毛が減ることもなかったという方はそもそもAGAでない可能性もありますので、服用を中止しても抜け毛が増えるという事はありません。

フィンペシアは、AGA治療を続けたいと思っている限り継続して服用する必要がありますが、子作りをする際には服用を中止した方が良いという説があります。 これはフィンペシアの主成分であるフィナステリドが精子の中に混じってしまう性質があり、妊娠した際に胎児へ何らかの悪影響をおよぼすのではという懸念があるからです。

ポストフィナステリド症候群とは

フィンペシアの服用中止後に注意したい点として、生殖機能に関する症状があります。
臨床試験によれば、性欲減退や精子減少といった生殖機能の低下が服用中止後も続いたという報告があります。
これはフィナステリドが精子のDNAにダメージを与えてしまい、後遺症として後々まで残ってしまうというものです。
この後遺症はアメリカではポストフィナステリド症候群と呼ばれ、ポストフィナステリド症候群財団による研究が進められています。
発症する確率は何とも言えませんが、こういったリスクもある事を踏まえて慎重に服用しましょう。
こういった症状に不安がある場合は、ミノキシジル外用薬や育毛サプリメント等に切り替えた方が良いかも知れません。

参考:The Post-Finasteride Syndrome Foundation:英文

フィンペシアの危険性に関して

キノリンイエローは危険?

フィンペシアはプロペシアのジェネリック医薬品ですが、着色剤としてキノリンイエローと呼ばれるタール色素を使用しています。
キノリンイエローは日本でも黄色203号という名前で使われていますが、このキノリンイエローが発がん性物質であるとして、しばしば危険性を指摘されています。

日本でキノリンイエローの使用が認められているのは化粧品や医薬品であり、食品に添加する事は禁止しています。ただしこれはあくまで摂取量としての問題であり、食品として摂取する程の量でなければ危険性はありません。
少なくとも、フィンペシアを1日1mg摂取する程度の量では、何の問題もなく服用し続けられます。

それでも、発がん性物質の摂取に対して抵抗がある方は、キノリンイエローフリーのフィナステリド製剤(エフペシア、フィナロ、フィナックス、プロスカルピン)をおすすめします。
当サイトでは、通販で購入できるキノリンイエローフリーのフィナステリド製剤としてフィナロを紹介しています。

2019/06/07 追記
あんしん通販マートではすでにフィンペシア1mg100錠単位はすでにキノリンイエローフリーの物になっていました。 150錠の物も販売しているようですが、こちらを欲しいがキノリンイエローがどうなのかは記述はなかったので不明です。